子育てをしていてお母さんたちが頭を悩ませることは多々あると思いますが、その中でもなかなか難しいのがトイレットトレーニングです。
我が家には3歳と1歳の息子がいて、結果的にいうと、3歳の息子がおむつがはずれたのはつい最近で3歳半くらいでした。
どのようにしてトイレットトレーニングを進めていったのか、体験談を交えながら説明したいと思います(*^_^*)
【トイレットトレーニングとは?】
これまでオムツでしていたおしっこやうんちをトイレでできるようになるための練習です。
【トイレットトレーニングのメリット】
トイレでおしっこやうんちをするなんて、いずれ大きくなればできることだし急がなくてもいいや〜と考えるお母さんもいるようですが、トイレットトレーニングをするメリットはたくさんあるんです(*^_^*)
★オムツ代がかからない
やはりこれは一番のメリットではないでしょうか?笑
オムツをしているとオムツ代がかかってしまうのは当たり前ですが、これで兄弟がいたりすると結構な出費になります。
我が家も長男が2歳でまだオムツをしているときに次男が生まれ、2人分のオムツを買わなくてはいけなかったので、長男のオムツがとれて本当に良かったと思います。
★排泄が成功することで、子どもの自信につながる
トイレでおしっこやうんちができるようになると
「すごいね!」「えらかったね!」
と褒められますよね。そして子どもの中でも「トイレでおしっこができた!」
と成功体験を積み重ねていくことで「自分はやればできるんだ!」という自信につながります。
その自信はトイレだけではなく、他にもやったことないことに挑戦する力になったりもします。
【トイレットトレーニングのデメリット】
★洗濯物が増える
トイレットトレーニングを始めたばかりのときは、やはりたくさん失敗します。
その度にパンツとズボン、量が多い時は靴下までビチョビチョで洗濯物が山のようになり、大型のピンチハンガー3個使いで頑張ってました(ー ー;)
雨の日はなかなか洗濯物も乾かないし、本当に大変でした!
★外出時に荷物が増える
外出時、失敗したときのことを考え、着替え一式と雑巾は常に持ち歩いていました。
おかげでスーパーで買い物する前にカバンの中はパンパンでした(-。-;
★なかなか成功しないことでお母さんのストレスがたまる
トレーニング中なので失敗するのは当たり前。そう頭ではわかっていても、毎日毎日繰り返されると
「もう!何回着替えるの?!」
「おしっこ出たのになんで教えてくれないの?何回も言ってるのに!」
とイライラしてストレスがたまっていきます。
私自身も、パンツに出てしまっても平気な顔をしている息子に対して、何度イライラしたことか!(私だけでしょうか?笑)
【トイレットトレーニングを始める時期】
布オムツが主流だった昔は1歳半頃にはもうオムツがとれているのが当たり前だったようですが、現在は高機能な紙オムツでおしっこをしても不快感も少ないため、オムツがはずれる年齢が上がっている傾向にあり、大体1歳半〜2歳半位の間にトイレットトレーニングを始めるお家が多いようです。
個人差はあると思いますが、トイレットトレーニングを始めるタイミングとしていくつかのポイントを説明します。
★おしっこ、うんちという言葉を理解しているか
いくら「おしっこしたくなったら教えてね!」と言っても、おしっこという言葉を理解していなければ意味がないですよね。笑
さらに自分で「おしっこ」と言葉で言えることができればスムーズに進めやすいです。
★おしっこの間隔が2、3時間あいているか
子どもの膀胱が未発達なときは小まめにおしっこをします。オムツのときにおしっこがどれくらいの間隔で出ているかチェックしてから始めてみましょう。
ちなみに息子は3歳になっても一時間起きにおしっこをしていたりしていたので、発達の速さも個人差が大きいようですね。
★季節は夏がオススメ
夏は着替えも楽ですし、洗濯物も少なく乾きやすいので、お母さんの負担も少なくすみます。
また、子どもも夏場は汗をかきやすいので、おしっこの間隔があきやすいのでトイレットトレーニングを進めやすいと思います。
【我が家のトイレットトレーニングの進め方】
私はこれまで保育士として働いてきたので、何人もの子どものオムツをはずしてきた経験がありました。
なので
「トイレットトレーニングなんて決まった時間にトイレに連れて行けばすぐはずれるでしょ。」と軽く考え、とりあえず2歳までにオムツを卒業することを目標にしてみました。
しかし、考えが甘かった....
我が家は早めにオムツが取れるよう、生後5カ月位からお家にいる間は布オムツを使用していました。
しかし、これまた個人差があると思いますが、息子には全然効果がありませんでした。
言葉の発達が遅く、2歳頃から言葉が出始めたのでちょっとは進歩するかなー、と思いきや、「しっこー」とは言うものの、トイレに座らせると全く出ない。そして、トイレから出て数分後におしっこをしてしまう。
そろそろおしっこ出る時間だな...と思い
「トイレに行くよー」と言っても「いかなーい。でなーい。」と言ってなかなかトイレに行かないで、その直後に漏らす。
しかも、本格的にトイレットトレーニングを始めようとした時期に妊娠してつわりがひどかったり、お腹が大きいときに息子を便座に座らせるのも大変で、さらには実母から「まだオムツとれてないの?小まめにトイレ座らせてみなよ」と電話や会ったときには必ず言われ、ストレスは半端なかったです。
もうイライラして、失敗するたびに怒ってしまう自分も嫌で、子どももかわいそうで、2人目が生まれてからは、もう緩く進めよう。と割り切りました。
そして3歳になって幼稚園に入園してから、さらに言葉が発達してきたり、周りに刺激を受けたり、膀胱も発達してきたのか徐々に失敗が減っていき、夏休み中に思い切ってお昼寝のときも夜寝るときもオムツをはずすことに!
すると意外と失敗が少なく、夏休み明けには自分で「おしっこ出るー」と自分からトイレに行くようになりました*\(^o^)/*
そんなこんなで、現在3歳半。やっとオムツ卒業!と言えるようになりました!(まだちょっと失敗したりしますが笑)
自分の中では生後5カ月からトイレットトレーニングをしてきた感じなので、本当に長い長い道のりだったように感じます。
私も父ちゃんもよく頑張ったけど、息子もよく頑張りました!
【トイレットトレーニングをするときの工夫】
★トイレはおしっこをする所だと認識させる
まずは、トイレはおしっこやうんちをするところだと認識させたり興味を持たせるため、自分がトイレに行くときに息子も連れていき、用を足したらトイレットペーパーでふいて、水を流す、という一連の流れを目で見て覚えさせました。
★トイレを楽しい空間にする
トイレは狭かったり、大きな穴があったり、子どもにとってはちょっと怖い場所に感じることもあります。
なので好きなキャラのポスターを貼ったり、良い香りのする芳香剤を置いたりしました。
(ただし、あまり物を置くと、おしっこに集中できなくなったり、遊んでしまうので程々にしましょう)
★補助便座を使わない
保育園の保護者の方に「補助便座を使っていたら、普通の便座に座らせるまでが大変で二度手間だった」という話を聞いたことがあったので、うちは最初から補助便座なしで練習を始めました。
補助便座がない所(外出先など)でするときも怖がることなくすんなりしてくれたので良かったと思います。
★成功したらシールを貼る
おしっこやうんちをトイレでできたら、ご褒美にシールを1枚貼るようにしていました。
「成功すると楽しいことができる」と思って頑張ってほしいという願いもありましたが、
子ども自身も、成功したことが目に見えてわかるようにして自信をつけさせていきました。
「トイレでおしっこしよう!」ではなく、「成功してシール貼ろう!」という、楽しい目的を作ることで、トイレにスムーズに行けるようになりました。
【最後に】
今回息子のトイレットトレーニングをしてみて思ったことは、オムツがはずれる時期は個人差があるということです。
私の場合、保育士の経験があったからこそ、それが基準になってしまい、「他の子はもっと早くとれていたのに」と無意識のうちに比べてしまっていました。
今思えば、息子は体の成長も言葉が出るのもゆっくりさんだったので、3歳半というのが息子のオムツ卒業のタイミングだったんだな。と思えます。
周りから
「まだトイレットトレーニング始めないの?」
「うちはオムツとれたよ」
と言われても、焦らずに子どもとお母さんのタイミングでゆっくり始めることが大切だと思います。
あまり早く始めても、うちのようにとんでもなく長い道のりになって疲れ果ててしまうこともありますし、早く始めれば良いということではないです!笑
今トイレットトレーニング中だったり、これから始めようとしているお母さんに言いたいのは、失敗ばかりで悩んでいたり、もう嫌になってしまったら、いつでもやめても大丈夫だということです。
それは子どものせいではなく、まだ体の成長が未熟なだけと考えて気長に頑張りましょうね!
ちなみに現在もまだ保険としておねしょシーツは使っています!早くとれる日が待ち遠しいです!笑
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