保育士ママのお役立ちBLOG

3才と0才のママです。 保育士と幼稚園教諭の資格を持っていますっ 育児や保育に関しての情報を載せていこうと思っていますっ よろしくお願いします^^

赤ちゃんが産まれたときの上の子のケア方法〜我が家が実践したこと〜

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うちには現在1歳と3歳の息子がいます。

次男が産まれたときは長男が2歳4ヶ月で、まだまだ甘えたい盛りということもあり、きっと赤ちゃん返りをしたり、気持ちが不安定になるだろうなと思い、次男が産まれる前、産まれてから色々と気をつけてきました。

そのおかげか、あまり弟にヤキモチをやいたり、ワガママを言ったりして大変ということがなかったので、そのときのエピソードや実際に実践したことを紹介したいと思います(^O^)

 

【長男の赤ちゃん返り】

長男も次男が産まれてから色々と赤ちゃん返りや寂しそうなサインを出していました。

まず、産後長男の前で次男に授乳していると「抱っこ!」と言うようになりました。

また、次男のバウンサーに乗ったり、おしゃぶりをしゃぶってみたりしたり....

あとは、元々していた指しゃぶりの頻度が増えたりということがありました。

 

 

 

【我が家が実践したこと】

★長男を優先する

今まで何もかも1番で、愛情も独り占めしてきた長男。いきなりお母さんを取られたようで不安な気持ちになってしまいますよね。

なので、なんでも長男を優先するように心がけ、長男の居場所をなくさないようにしてきました。

次男におっぱいをあげようと授乳クッションを手に持つと、見計らったように「抱っこ!」というときも、まずは長男を抱っこしました。

「次男におっぱいあげてもいい?お腹すいてるんだって。泣いてたらかわいそうだもんね」と教えてあげて、次男の気持ちに寄り添えるようしたり

「じゃあ抱っこで10数えたら次男におっぱいね?順番こしようね。」

と気持ちを切り替えたり、落ち着かせる時間をつくってあげるようにしました。

たまに抱っこひもをしているのに「抱っこ!」と言われたりもしましたが、長男は当時まだ10キロくらいしかなかったので無理してでも2人抱っこしました笑

おかげで腕はプロレスラー....笑

上の子が大きい場合は座って抱っこという手もありますよ☆

これは現在でも実践していて、おやつも長男から渡したり、寝る前のギューも長男から。

好きな絵本を読むときも長男優先で読んだりしています。

 

★「お兄ちゃん」というワードは褒めるときといいことがあるときだけにする

よく下の子が産まれると言ってしまいがちな「お兄ちゃんだから我慢しなさい」という言葉。これは禁句です。

長男だって好きでお兄ちゃんになったわけでもありません。下の子が産まれて、そちらばかり優先してかわいがられていたら、「お兄ちゃん」が嫌になってしまいますよね。

 

なので私は「お兄ちゃん」というワードを使うのは褒めるときと良いことがあるときだけにします。

 

例えば次男におもちゃを貸してあげたり、おやつをわけてあげたりしたら

「さすがお兄ちゃん!かっこいいね」

「優しいお兄ちゃんだね!次男も喜んでるね」と褒めてあげたりします。

 

また、次男がまだ食べられないアメやチョコレートをあげるときに

「お兄ちゃんだから特別ね」と渡したり

お手伝いをするときも

「野菜切ってみる?お兄ちゃんだけだよ〜」というように、なんでもないことも「お兄ちゃんだから」と付け足すことで

「お兄ちゃん」って楽しい!いいことがある!とポジティブにとらえることができるようになります。

長男も「お兄ちゃんだから?!」とまんざらでもない笑顔をよく見せています笑

 

★「大好きだよ」と言葉で伝える。

うちの長男は赤ちゃん返りして、ワガママを言ったり、乱暴になったりするタイプではなく、自分の気持ちもあまり言えないタイプでした。

なので、寂しいけど言えないということもあったので

「赤ちゃんが産まれても長男が1番大好きだよ」(次男にも言ってる笑)

「母ちゃんは長男の優しいところが大好きだな」

など言葉で毎日伝えてきました。

たくさん抱っこしてあげたり、甘えさせることも大切ですが、やはり言葉に出すことで、さらに「自分はちゃんと愛されてるんだ」と認識して自信を持つことができるようになります。

大人もそうだと思いますが、自分に自信が持てるようになると心に余裕が生まれます。

心に余裕があると人を思いやったりすることもできるようになり今では

「次男くん泣いてるから抱っこしてあげたら?」と言えるまでに!成長したな!笑

 

★赤ちゃん返りを受け止める

最初にも書きましたが、長男も赤ちゃん返りがあり、次男のバウンサーに乗ったりおしゃぶりをしゃぶったりすることがありましたが、それに対して「やめなさい」ということは一切しませんでした。

やっぱり見てたら自分もしたくなりますもんね笑

「見てたら真似したくなっちゃったね」

「長男も赤ちゃんのとき使ってたんだもんね。懐かしくなっちゃったね」と声かけしていました。

また、以前より指しゃぶりを頻繁にするようになっても、それで気持ちが安定するなら....と無理にやめさせることはせず、様子をみることにしました。

自分だけのお母さんが下の子に取られた気持ちになっているときに、さらに指しゃぶりまでダメ!も言われてしまったら拠り所がなくなってしまいますよね。

気持ちが落ち着いてきたころに指しゃぶりをしないよう言い聞かせると、ちゃんとやめることができるようになります。

 

 

 

【最後に】

このように色々と実践してきた結果、長男は赤ちゃん返りしながらも少しずつお兄ちゃんになってくれました。

中にはお母さんの気をひこうと物を投げたり、下の子に乱暴したり、今までできてきたことができなくなったりする子もいますが、うちの長男のように、自分の気持ちを言えず寂しそうにすることが増えたりと個人差がありますが、やはりお兄ちゃんお姉ちゃんになる子はなんらかのサインを出しています。

下の子のお世話をするのは大変ですが、それに気を取られてサインを見逃さないように気をつけることが大切です。

子どもが2人いたら、同じだけ愛情と手間をかけてあげることは正直難しいことで、やはり上の子が我慢することが増えてきます。

それでも、それを最小限にする努力はできます。この産後のケア接し方次第で、上の子の下の子に対する気持ちが大きく変わってくると思います。

現在長男は次男の鼻水が出ていたら拭いてあげたり、次男に叩かれて泣いてもやり返したりしない優しいお兄ちゃんになっています(ただ弱いだけかもしれませんが(^◇^;)笑)

本当に個人差があると思いますが、これから下の子が産まれてくるご家庭の参考になればと思います(^^)