子どもが産まれると、ふにゃふにゃで最初のうちは抱っこするのも気をつけなきゃいけないくらいで、それからハイハイしたり、歩き始めるとさらに目が離せなくなりますよね。
しかし、いくら気をつけていても事故や怪我は子どもにつきもの。
もちろん我が家も息子が産まれて、怪我をすることもありました(;_;)
そのエピソードと、怪我をしたときの対処法をのせていきたいと思います(^^)
【ソファから転落】
息子が生後3ヶ月くらいのときの出来事です。3ヶ月くらいになると、足をバタバタさせたりできるようになってきた時期でした。
生まれた時から、息子の定位置は2人がけのソファーの上だったので、その日も同じ場所に置いて、洗面所に行ったら「ドン!」という音と同時に今まで聞いたことのない泣き声が!
見に行って見ると、息子がソファーから落ちていました(O_O)!
多分皮のソファーだったので、滑りやすく、足をバタバタしているうちに頭の方に移動して落ちてしまったようで、幸い大きな怪我もなく、すぐに泣き止みましたが、しばらく心臓のドキドキが止まらなかったことを今でも覚えています。
動けない赤ちゃんだからと油断したことが原因でした。それからは床に置くことにしました( ;´Д`)
【ベッドから転落】
これは息子が寝返りができるようになってきた生後8ヶ月くらいの出来事です。
当時我が家はダブルベッドと、床に布団を敷いて寝ていたのですが、そのときは抱っこで眠った息子をダブルベッドの一番壁側に置いて私は台所でご飯を作っていました。
すると、「ドサッ」という音が聞こえ、振り返ると息子が床に敷いてある布団の上に!(O_O)
急いで駆け寄ると、満面の笑みで私を見る息子。どうやら、寝たと思っていましたが、すぐに目を覚まして何回も寝返りをして落ちてしまったようです。(・・;)
これも、たまたま下に布団があったから無傷ですみましたが、何もなかったら...と思うとゾッとしました。
これまた息子がお昼寝をするときも、必ず床に敷いてある布団の上に寝せることにしました( ;´Д`)
★誤って赤ちゃんを落としてしまったときの対処法
①焦らずに泣いているかどうか確認する
高い所から落ちてどこかをぶつけたりしても、すぐに泣き声が聞こえたらとりあえずは大丈夫です。
逆に、泣き声などをあげずにぐったりしている。目の焦点が合わないという場合はすぐに病院を受診しましょう。
②抱っこしながら外傷がないか確認する
抱っこをしながら頭や体をさすりながら傷やこぶがないか確認をします。
たんこぶがある場合、ブヨブヨしてるかどうか見ましょう。その場合、頭の内側で出血しているという可能性もあるので、すぐに病院を受診しましょう。
③ぐったりしていないか意識ははっきりしているかを確認する
ぐったりしていないか、意識はあるかを確認します。
また、嘔吐をしていたり痙攣していないかなども確認しましょう。
④48時間は経過を見守る
頭をぶつけた後も48時間は経過を見守ります。
出血があれば止血などをしますが、頭の内側で血がジワジワと出てくることもあり、その場合、最初は赤ちゃんに変化がありませんが時間が経つにつれて体調に変化が出てくることがあります。
お医者さんの意見では、その基準が48時間(2日間)なんだそうです。
【お風呂のドアに指を挟める】
これは息子がハイハイで自由に動けるようになった1歳くらいの出来事です。
私がお風呂掃除をしていると、後追いをしてお風呂場のドアの前までやってきた息子。
早々と掃除を終わらせお風呂場のドアを閉めた途端、息子が号泣!
その瞬間、指を挟んだ感触がなかったので、私は何が起こったのか全然わからなかったのですが、泣いているのにその場から動かない息子の手を見るとドアに指が挟まっていました(O_O)
それも幸い腫れたり、血が出たりすることもなく赤くなる程度ですんだので良かったですが、子どもの細い指です。もっと頑丈なドアだったら骨が折れたりする可能性もあったかもしれないのでそれからは、お風呂のドアを閉めないことに決めました(;_;)
★子どもが指や手を挟んでしまったときの対処法
①指が動くか、曲げ伸ばしができるか確認
うまく指が動かなかったり、動かすときに痛がる場合は骨が折れている可能性もあるのですぐに病院を受診しましょう。
また、
・出血が多く止まらない
・爪が剥がれている
・大きな血豆ができている
・みるみる腫れていく
といった場合も病院を受診しましょう。
②患部を冷やす
指が動く、動かないに関わらず患部を流水や濡れタオル、アイスノン、氷嚢などで冷やしましょう。
③患部を圧迫する
患部を冷やした後は包帯を巻いて圧迫します。
そうすることで、内出血や腫れを抑えることができます。
また、患部を心臓より高く上げて休むことでもリンパの流れが落ち着き腫れを抑えることができます。
④多少の切り傷や出血がある場合は、患部を消毒し絆創膏を貼って止血。
これらの処置をして、子どもが泣き止んで機嫌よく、いつも通り過ごしているようであれば家で様子を見ましょう。
【最後に】
このように、子どもが怪我をしてしまうことはありますが、
「怪我をしてしまったから次から気をつけよう」と思うだけでは、また同じことの繰り返しです。
原因を考え、また同じことを繰り返さないように具体的に改善していくことが大事なんだと学びました。
また、子どもといるときの基本として、極力子どもに背中を向けない。ということを心がけるだけでも事故や怪我はぐっと減ります。
これは保育士の常識ですね。
洗濯物をたたむ時、洗濯物を干すときなど、ずっと子どもだけを見ていることは不可能ですが、視界に入れておくだけで、子どもがどこにいるのか、何をしているかくらいかは把握することができるからです。
子どもは大人の考える「こんなことはしないだろう」という常識は通用しませんからね。
何事も
「落ちるかもしれない」
「触るかもしれない」
「口にいれるかもしれない」
と予想しながら、事故が起こる前に対処することが大切だなと実感しました。
ただ、なんでもダメダメでは子どもは何も学べないので、ある程度大きくなったら死なない程度にちょっと位は怪我しながらも健康に育ってほしいと思います(^^)笑